東洋経済に取り上げていただきました。

http://toyokeizai.net/articles/-/128779?page=2

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あまり、「教育はこうあるべきだ!」的な個人的な教育観については語らないようにしているのですが、今回は少し踏み込んだ内容になっています。

 

よく「日本の教育の大きな課題は、子ども達の自己効力感の低さだ!」というような課題意識を耳にします。そもそも教育システムそのものが否定から入り、肯定感/効力感の低さが蔓延しているわけですから、そりゃそのシステムの中にいる子ども達の自己効力感は上がらないわな。

 

私は、教育は否定から入るのではなく、何がうまくいっている(いた)のかを認識することがとても重要だと思っています。たとえば、正解主義もそう。正解主義は悪とされるが、素晴らしい面もたくさんあるし、その正解主義の教育があったからこそ今の高い教育水準が実現しておることも認識すべきです。20世紀社会にベストフィットし、経済発展の礎を築いたのではないかとすら思います。Teach For All 40か国のネットワークになりましたが、そこで各国のCEOと意見交換をしながら聞かされるのは、海外から見た日本の教育システムの素晴らしさや、「今でも世界は日本の教育システムを目指しているよ」というコメントです。

 

もちろん、現代社会に適応していかなければいけないことや未来を見据えながら変えないといけないこともあることは確かです。ただ、それを頭ごなしに「変えるべきだ!!」とするのではなく、まずは日本人として持っている特徴や個々が持っている個性に目を向け「何がうまくいっているのか」「何がポテンシャルなのか」を認識し、自分たちが持っている強みをどう生かせば日本らしい21世紀型教育を実現できるのかを考えていくべきだと思っています。 こっちの方が楽しいと思うし。


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