今年は、アイビーリーグをはじめとする多くのアメリカの大学が2021年9月入学者のためにSATとACTの受験資格を免除した結果、空前の応募者数となり、第二次世界大戦後のアメリカの大学入試界で最も混沌とした入学審査となりました。

マサチューセッツ工科大学については昨年より受験者が66%増えました。ハーバードで30%増えるなど、アメリカのトップスクールを中心に出願者が増えているのである。
MIT
参照:https://mitadmissions.org/blogs/entry/mit-regular-action-decisions-now-available-online-4/

このプロセスで受験生はもちろん大変でしたが、舞台裏の入学審査官にとってもとても大変な一年となりました。実際にCrimson に在籍している入学審査官経験者が元同僚に状況を聞くと、「出願者数は30%増えたが、これまで同様、出願の要素を一つずつ評価し、総合的な評価をしています。クオリティを落とす事なく例年通り入学審査を行った。結果的に入学審査プロセスに例年より長い時間を要した」とのこと。実際に多くの大学が今年の合否の結果発表を先延ばしにしました。

また、家庭の経済状況が結果に影響を与えるとされていたSATやACTの標準テストのスコアが重視されなくなると、低所得層の学生をより多く受け入れることができるようになったことは喜ばしい事です。

ただ、定量的に評価できるテスト評価から定性的な評価が求められる課外活動やエッセイ・その他の出願書類に対する評価へと重点が移行されることにより、より入学審査が複雑化していく事は明らかです。

アイビーリーグの一つであるダートマス大学の入学審査副部長兼奨学金副部長のLee Coffin氏は、「パンデミックの影響で、受験生をより広く評価することが求められています。ダートマス大学では、今年、標準化されたテストの点数を免除したところ、志願者が33%増加しました。パンデミック以前のダートマス大学では、標準化されたテストの点数も重要視していましたが、今後はさらに総合的評価を重要視する必要がある。苦労しそうな人を入学させたくないので、引き続き総合的評価を強化していこうと思っています」と発言しています。

とはいえ、課外活動やエッセイはいきなり取り組んで質の高いものが完成できるわけではありません。時間がかかるのです。なので、海外進学を検討している受験生は中学校3年生~高校1年生の頃からしっかりと自己分析をはじめ、課外活動にチャレンジし、最終的にインパクトのあるマイプロジェクトを完成させていく事が求められてくるでしょう。Crimson Education でも課外活動の支援には力を入れて支援しています。興味がある方は是非ともコチラからご相談ください:https://www.crimsoneducation.org/ja/contact/

さらにSATの科目試験がなくなる事で、学力面が軽視されるという事ではありません。最終的に入学審査官は学力面をGPAやAdvanced Placement(AP)のスコアで評価します。APが履修できる学校が限られている日本からの受験生にとってはSATの科目試験がなくなる事はトップスクールを目指す上では致命的です。今後、APを履修していたりハイスコアを取れる学生が学力面の評価が高くなることは目に見えています。だからこそ、日本からの受験生は課外活動やエッセイが大切になってきますね。

また、APはオンラインでCrimson Global Academy で履修する事が可能です。今の学校に通いながらAPを履修できるので、日本からでも他の受験生と差別化する事が可能になります。是非ともこちらのCrimson Global Academy 無料入学相談会にご参加ください:https://pages.crimsoneducation.org/2020-12-JP_CGAContactEnquiry_LP.html

色々と大変な時期が続いていますが、受験生の皆さんは最後まであきらめずに頑張りましょう!