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この度、コロンビア大学 大学院(TC)のMathematics, Science, and Technology学部の修士課程に合格を頂きました。私としては三つ目の修士課程となります。

今回のテーマは「テクノロジーと教育の可能性の追求」です。

「出願する」と決めてから一週間で出願したスピード出願。推薦状も皆さん2-3日で提出してくださって、日頃から積み上げてる信頼関係って本当に大切だと実感。そして、常にビジョンに向かって行動しているので、エッセイを書く事は全く苦ではなかったですね。

僕は中学校と高校の勉強は大っ嫌いでした。でも、今は学びが大好きです。自分から主体的に学びたい事を学びに行く事って本当に楽しいし、日本の教育をこのようにUpdateしていきたいと考えています。

私は、教育に携わる人たちこそ学び続けることが重要だと信じています。Teach For Japan で教員採用をしていた時は、子どもたちの学びや教育に対する情熱指導力の高さを選考の基準に入れていました。ただ、これらの要素はもちろん大切なものの、何よりも大切なのが教員の「学習意欲」と「学習能力」であり、優秀な教員とそうでない教員を分けるとも思っています。

最初から指導が完璧な先生はいないし、最初から高い指導力を持ち合わせていても時代が変われば求められる指導力も変わってくるわけであって、先生が学習し続けていなければいつの間にか「時代遅れ」な指導をしてしまうことになります。

常に学習意欲が高く成長し続ける教員は、子どもや学校の状況に適応することができ、学習成果につなげる武器を手にすることができますし、何よりも子ども達に対しても「学び方」を示すことができたりもします。今一番子ども達に伝えないといけないのは、テクノロジーやプログラミングのようなキャッチーなものではなく、「学ぶ事の喜び」や「学び方」だと思っています。教員が背中でそれを示すことができたら素敵じゃないでしょうか。

「学ぶ時間なんてないくらい先生は忙しいんだよ」と怒られそうですが、多忙な状況でも時間を見つけて効率的に学ぶ先生たちの姿を身近でみていると、マインドセットをしっかりと保ち続けることができればどこだって、いつだって学ぶことは可能なんだと信じさせてくれます。

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これだけ情報化が進むと、一見留学しなくても学べそうですが、僕は逆に学ぶ事が本当に難しい時代になってきたな、と感じています。大学院で研究されている先生方って、そのことだけを考えて、常に知の探究をされているんですよね。そういった方々が体系立てて提供している学びって良質で、学習者の視点からすると非常に効率的な側面があると思っています。

ということで、引き続き学びに対して貪欲に、色々と吸収しながら、いろんなインスピレーションが得られるのが楽しみです。

今後、こちらのブログでも授業での学びをまとめていければと思います!